フィリピンの通過儀礼であるトゥリ(Tuli)ボランティアに参加しました!

Atsushi Ozaki Uncategorized, インターン生や留学生のブログ, その他, ハルカのいろいろ

今週火曜日にフィリピンの通過儀礼であるトゥリ(Tuli)にボランティアとして参加させて頂いたので、

その様子をご紹介します。

 

トゥリ(Tuli)は、フィリピンで行われている習慣のようで、主に8歳から11歳の男の子が割礼を行います。

※包皮の状態によってもう少し年齢が行った男の子も来られるそうです。

 

また、割礼にかかる男の子の費用負担は無く、病院側も割礼に必要な医療用具は全て国から無償提供されるそうです。

どうやら習慣的な行事であるけれども、国として取り組んでいる活動のようです。

 

ボランティア当日は、私も含めて6名の生徒さんが参加しました。

生徒さんは医師1名、看護師4名ですので、インターンの私以外は皆さん医療関係者です。

医療行為を行わないボランティアなので、医療の経験が無くても参加することが出来ました。

 

割礼の施術を行った場所は、学校のあるITパークから車で5分くらいのところにある ” Lahug Barangay Hall ” です。

朝8時頃に着いたのですが、1階のフロアは多くお子さんが詰めかけていました。

なかには、親御さんたちの姿も見受けられます。

エントランスは、多くの男の子と親御さんでごった返していました。

 

本日お世話になる看護師の方にご挨拶し、施術室でボランティア準備に取り掛かります。

 

今回、ボランティアとしてお手伝いさせていただいた事は、以下の2点です。

*男の子たちが痛みや恐怖で暴れないように施術中に抑えてあげる。

*医療行為とならない範囲で、医師、看護師のサポートを行う。

 

生徒さん達も各手術台に分かれて準備中!

 

いよいよ現場も準備が整い、男の子たちを部屋に迎え入れます。

やはり子供達は不安そうな顔をしていました。

その気持ち、私もなんとなく分かります。

 

子供を手術台に寝かせて、施術が開始されます。

 

先生からの指示を熱心に聞く生徒さん

 

私は医療に従事したことがないので、どの様な手順で施術が進んでいくのか想像が付かず不安でした。

 

施術の手順としては、男性器とその周辺を消毒したのち麻酔注射をします。

5分程度時間を置いたのち、包皮をむいて亀頭を完全に露出させます。

その後、包皮をクリップの様に挟む器具で摘まみながら、麻酔が聞いているか確認して行きます。

麻酔が効いていることを確認した後、医療用のハサミで包皮を切っていきます。

出血を拭きとりながら、男性器の上面側の包皮だけに切込みを入れて、

左右に別れた包皮を亀頭の裏当たりに縫い止めていきます。

最後に化膿止め、ガーゼを巻いて完了です。

施術時間は20分前後でした。

また、縫い付けた糸は自然と皮膚に吸収される素材を使用しているそうで、

術後の抜糸はいらないとのことです。

 

正直、包皮が切られた途端に、

その箇所からジワっと出血し始めたのをみて、私は気分が悪くなってしまいました。

切断部の様子も痛々しくて仕方ありませんでした。

 

男の真横で施術の様子を伺う。

 

私は本当に医療に関して全く知識がないので笑われてしまうかもしれませんが、

あんなにもすんなりと包皮が切れるとは思いもしなかったので驚きました。

良く研いだ料理包丁で牛や豚のブロック肉を切るのとは別次元の滑らかさです。

 

ボランティア中、生徒さん達の様子を伺いに他の手術台を見て回りました。

頭をなでてあげたり、耳元が声をかけてあげたり、男の子にとっては大きな励みです。

 

男の子の頭をさすってあげる

 

怖がる男の子に励ましの声をかけてあげる

 

施術中、なぜか部屋に入ってくる親御さんはほとんどおりませんでした。

もしかしたら割礼は、男の子が肉親の力を借りずに乗り越えなければならない試練なのかもしれません。

そんな中での生徒さん達の励ましは、男にとって大きな助けになったはずです。

 

ボランティア中、生徒さん一人当たり5、6人の男の子の施術を間近で見る事が出来ました。

今回は半日だけ参加だったのですが、当日は1日で100名の子供達を手術する予定だったそうです。

 

集合写真!!!お疲れさまでした!

 

セブには多くの語学学校がございますが、

このような実際の医療現場に携われる機会を体験できるのも、語学学校ハルカだからだと思います。

 

また紹介出来ることがありましたら、ブログに載せていきますのでご覧になられてください。

ありがとうございました。